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訪問介護について

「重度訪問介護」とは?対象となる方や、普通の訪問介護との違いをわかりやすく解説

「家族の介護が必要になったけれど、どのサービスを使えばいいのかわからない」
「重度訪問介護という言葉を聞いたけれど、普通のホームヘルパーと何が違うの?」

在宅での生活を検討し始めたとき、制度の複雑さに戸惑う方は少なくありません。

特に、重い障害をお持ちの方や、難病(ALSなど)と診断された方にとって、「重度訪問介護」は、住み慣れた自宅で自分らしく暮らすための「命綱」とも言える非常に大切なサービスです。

今回は、この制度の仕組みや対象となる方、そして一般的な訪問介護との決定的な違いについて、わかりやすく解説します。

重度訪問介護

重度訪問介護とは?「生活を丸ごと支える」仕組み

重度訪問介護とは、重度の肢体不自由や知的障害、精神障害をお持ちの方のために作られた、障害福祉サービスの一つです。

最大の特徴は、食事や排泄といった「身体介護」だけを行うのではなく、見守りや外出、家事なども含めて「長時間、途切れることなく生活全体を支えること」です。

私たちは、このサービスには大きく3つの安心ポイントがあると考えています。

重度訪問介護

1. 長時間の滞在が可能(24時間対応も)

一般的な訪問介護は「30分〜1時間」といった短時間で区切られることが多いですが、重度訪問介護は数時間〜24時間という長い単位でヘルパーが滞在します。
常に誰かがそばにいることで、ご本人様はもちろん、ご家族の介護負担や不安を大きく減らすことができます。

2. 「見守り」が含まれる

常に動き回って介護をするだけが仕事ではありません。
ご利用者様がリラックスしている時間をそばで見守り、何かあったときにすぐ対応できる状態で待機することも、重度訪問介護の大切な役割です。
体位交換が必要なとき、お水を飲みたいとき、オムツを交換してほしいとき、トイレに行きたいとき。その瞬間にすぐ手が届く安心感があります。

3. 医療的ケアに対応できる

株式会社トモニのスタッフを含め、重度訪問介護に従事するヘルパーの多くは、所定の研修(統合課程など)を受けています。
そのため、医師や看護師の指示のもとで、「喀痰吸引(たんの吸引)」「経管栄養(胃ろうなど)」といった医療的ケアを行うことができます。
医療ニーズが高い方でも、病院ではなく自宅で生活を続けられる大きな理由がここにあります。

どのような人が対象になるの?

重度訪問介護

このサービスを利用するためには、お住まいの自治体から「障害支援区分」の認定を受ける必要があります。基本的には以下のような方が対象となります。

  • 障害支援区分が「区分4以上」の方
  • 二肢以上に麻痺等があり、歩行や移乗、排泄などに支援が必要な方
  • 認定調査項目のうち「行動関連項目」の点数が高い方(知的・精神障害の場合)

具体的には、ALS(筋萎縮性側索硬化症)や筋ジストロフィー、脊髄損傷、脳性麻痺などの障害をお持ちの方が多く利用されています。
「自分は対象になるのかな?」と不安な方は、まずは私たちや、お近くの相談支援事業所にご相談ください。

「普通の訪問介護(居宅介護)」との違い

介護施設

よく混同されるのが、一般的な「訪問介護(居宅介護)」です。
わかりやすく言うと、「点(スポット)の支援」か「線(長時間)の支援」かという違いがあります。

特徴 一般的な訪問介護
(居宅介護)
重度訪問介護
時間の長さ 短時間(30分〜1時間半程度) 長時間(3時間〜24時間)
ケアの内容 入浴、食事など特定のタスクのみ 見守り、外出、医療ケア含む生活全般
過ごし方 決められたケアを時間内で実施 ご利用者様のペースに合わせて待機もする

一般的な訪問介護は、「お風呂に入れる」「ご飯を作る」といった特定の業務を効率よく行うことに特化しています。

対して重度訪問介護は、「何かあったときに備えてそばにいる」「急な体調変化に対応する」「好きな時にお出かけする」といった、ごく当たり前の日常を切れ目なく支えることを目的としています。

まとめ:制度をうまく使って「自分らしい暮らし」を

重度障害や難病の診断を受けると、「もう自宅では暮らせないのではないか」「家族に迷惑をかけてしまう」と悩まれる方が多くいらっしゃいます。

しかし、この「重度訪問介護」という制度を活用すれば、医療的ケアが必要な状態であっても、住み慣れた地域や自宅で、ご家族と笑い合いながら暮らすことは十分に可能です。

「これからの生活、どうしていこうか」と迷われたら、まずはお気軽にお声がけください。

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中野 千秋

株式会社トモニ 代表

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